富田番茶川柳会
毎月第一木曜、午前9時30分から 学び・交流プラザで句会を開いています。
句会の見学大歓迎!お気軽にお電話ください。
9月の ”チョット一句”
- 夫卒寿律儀に生きて前を向く 茂子
- 笑い合う柳友いるから句は楽し 優笑
- 元気さは気合と笑顔の心がけ 勝幸
- いつまでも赤色続く日本地図 登志枝
- 徳のある国を目指せと古人言う 敬三
- 夏祭り終わりを告げる上げ花火 聖子
- 笑い声あたりの空気丸くする 敏子
- 不老には毎日入るお風呂かな 進
- 頑張れが目印安いワイン飲む 康男
- 惚れるがなひと言は武士「負けました」 恵子
- 矢も楯もたまらず急ぐ産気づく 不二子
- 食欲も細る真夏日続く秋 幹夫
8月の ”チョット一句”
- 忘却の彼方記憶が迷ってる 茂子
- 夏野菜畠一ぱい「うり」「トマト」 聖子
- 大谷さん君しか見えない大リーグ 恵子
- 爪切りも医療費だと高額に 進
- 洗われた空気がうまい雨上がり 敏子
- 羽根揺する蝉見続ける夏休み 登志枝
- 今一歩近付いた夏甲子園 敬三
- 無駄と知りジャンボ買っては笑う夢 優笑
- 賽銭の割には多い願い事 不二子
- 八十路坂頭痛腹痛関節痛 幹夫
- 猛暑日も嘆かず元気庭の草 勝幸
- 夏山へ穴を叩いて登山靴 康男
2023年7月の ”チョット一句”
- 荒波もガッチリ止める夫婦岩 勝幸
- 太陽光夏場は風呂が煮えている 不二子
- 記憶力めっきり落ちて脳軽い 茂子
- クマが出たウォークにいる鈴と夫 恵子
- 人情に絆され番茶の船を漕ぐ 康男
- 良寛の質素な部屋を照らす月 敬三
- 生活を支える妻の細い腕 幹夫
- バリアフリー用具高いのバリアだよ 進
- 百均の輪ゴムはすぐにくたびれる 敏子
- 出会う度眼も笑ってる友がいる 優笑
- 登下校見守り隊にジジ急ぐ 聖子
2023年6月の ”チョット一句”
- 話し合う広い心が世界を守る 聖子
- 毒ガスのうさぎ住みつく大久野島 敬三
- テレビ見てまた泣いている笑う妻 優笑
- コロナ明け山ごもりクマ人恋し 勝幸
- 見守られ見守り隊を卒業して 進
- 礼服を着ると言葉も改まり 不二子
- カーテンを開けると今日が動き出す 敏子
- 共白髪やっぱり妻が居て安堵 康男
- 検問を感知スピードを緩める 幹夫
- 手続きに判子探しにひと苦労 登志枝
- あじさい咲く青い花びら雨光る 茂子
- 爺五人連れてウォーク老王女 恵子
2023年5月の ”チョット一句”
- 墓参り妻といつまで来れるかな 進
- 太陽がいっぱい妻の笑顔から 康男
- 千秋楽で見事逆転大相撲 不二子
- たまご掛け二卵で笑う朝ご飯 優笑
- G7核はダメだと決めてくれ 敬三
- ズッシリと重くなったネ孫を抱く 登志枝
- 明け方の天気気になる洗濯機 幹夫
- バラが咲き牡丹も二輪大輪で 聖子
- 五月晴れマスク外して深呼吸 勝幸
- ささやかな幸せうれし老いの日々 茂子
2023年4月の ”チョット一句”
- 八十路坂顔より先に膝笑う 優笑
- コロナ禍後口紅引く手震えてる 登志枝
- 我が夫のお土産花粉ハックション 進
- 鍬休め野良で一服花見酒 康男
- 青春の歴史を刻む甲子園 幹夫
- さくらんぼ花は見事に白く咲く 聖子
- 満開に静かな笑みの地蔵様 勝幸
- クマンバチ桜の園でメス探し 敬三
- 義理ひとつ果たして軽くなった肩 不二子
- 墓参り亡母の笑顔が舞っている 茂子
2023年3月の ”チョット一句”
- 春来ればきっといいことあると信じ 登志枝
- 春めきて赤白梅花咲き競う 聖子
- 花粉の中ゴーグルかけてウォーキング 勝幸
- 雑草のおしゃれ可憐な花をつけ 幹夫
- 読み終えて返した棚に同じ本 進
- 仲直り今日はぐっすり眠れそう 敏子
- 物価高赤字退治に知恵しぼる 茂子
- 薬より笑いが僕の処方箋 優笑
- 迷いから抜け出せそうな法話聞く 不二子
- 山の香の木曽路で食べる五平もち 敬三
- この人生たった十七文字で咲き 康男
2023年2月の ”チョット一句”
- 蕗の薹大寒波来て思案顔 聖子
- 満開を夢みて春を待つ桜 敏子
- 千秋楽で見事逆転大相撲 不二子
- 宝くじ一字忘れて空くじや 進
- 愛犬を見ているだけで癒される 茂子
- 半分こ目玉焼きの朝ご飯 登志枝
- ひと筋の涙が沁みたお詫び状 幹夫
- ドカ雪に度肝を抜かれ物忘れ 康男
- うれしさに涙こらえて電話置く 敬三
- 立春に新たな心で開花待つ 勝幸
- 川柳会復帰し嬉しい人の縁 優笑
2023年1月の ”チョット一句”
- 家族とは許し許され日を送る 聖子
- 免許返納家族の顔に安堵感 幹夫
- 外出の許可権までも妻が持ち 進
- 過ちを許してあげる広い胸 不二子
- 許したらすっきりとする胸の内 茂子
- 雪の 寝坊許さぬ孫の声 敬三
- 許せたらきっと地球の平和くる 登志枝
- 人知れぬ所で許す愛もある 康男
2022年12月の ”チョット一句”
- 秋の日に小菊みごとに黄に染まる 聖子
- 錦秋の衣脱ぎ捨て冬支度 サカヱ
- 八十路には八十路に合った役がある 幹夫
- 値上がりで夕食の品一つ減り 勝幸
- 番茶会よき師に恵まれ今がある 康男
- 父母の恩報いも出来ず今偲ぶ 茂子
- 手に取って見たが定価を見て戻す 不二子
- 過去形の苦労話に付く尾ヒレ 敏子
- 文句より感謝伝えて暮らす家 登志枝
- マークない車止めないルールですよ 進
- 回天の島に平和な風が吹く 敬三
2022年11月の ”チョット一句”
- 木犀の香に誘われて廻り道 聖子
- 朗報が聞けず一から再挑戦 登志枝
- 登山者の安否気遣う山の番 不二子
- 丹精した小菊咲くふと笑み溢れる 茂子
- 紅葉狩りのんたのんたで顔を染め 康男
- この年でいまだ我を捨て切れぬとは 敬三
- グレーチング気を付けようよ杖ささる 進
- 青き空私の心は吸い込まれ サカヱ
- お迎えはまだ早いよと追い返す 幹夫
- 冬迎えSDGsで古着出す 勝幸
2022年10月の ”チョット一句”
- ワクチンを終えてもコロナまだ怖い 敏子
- 棚田には赤のじゅうたん曼殊沙華 敬三
- 車いす段ある医院いけないよ 進
- 背伸びして盆栽秋の色を染め 康男
- 平凡に生きて幸せ共白髪 幹夫
- 親と子の仲まで遠くなるコロナ 不二子
- 値上げの秋モヤシ嵩増し主婦の知恵 登志枝
2022年9月の ”チョット一句”
- 老いてなお宝に出会う運の良さ 敬三
- 我が愚痴を鏡に向かい怒鳴り出す 勝幸
- 毎朝のラジオ体操気も伸びる 幹夫
- 世界平和道遠くとも語り継ぐ 登志枝
- 賽銭の割には多い願い事 不二子
- 欲しいです障碍者のためのレジが 進
- 三回忌パッと集まりパッと散る サカヱ
- 一日の元気支えるお味噌汁 敏子
- 夏祭りラストを飾る上げ花火 聖子
- 干ばつの危害に揺れている地球 康男
- 秋風が吹いて心がホッとする 茂子
2022年8月の ”チョット一句”
- 豆台風うちで中二が荒れている 不二子
- お盆来て赤いほおずき仏間に飾る 聖子
- アフガンの哲っちゃんの夢もう一度 敬三
- 月世界夢見てジョッキビアガーデン 康男
- 若い日の面影探すクラス会 敏子
- 打ち水に涼しさ誘うあさがおが サカヱ
- 車椅子通るスペース確保して 進
- 健康長寿願い神社をはしごする 幹夫
- 打ち水がジュワッと音立て乾いてく 登志枝
- 久し振り曽孫に会えたうれしい日 茂子
2022年7月の ”チョット一句”
- 雨風に負けず働く親ツバメ サカヱ
- 夏期講習頑張り時の受験生 敬三
- 幸運は陽気な人に寄ってくる 敏子
- 雨の時点字ブロック滑るんよ 進
- 着て脱いでやっぱり止そう試着室 不二子
- しわ深い手いつか我も行く道と 登志枝
- 史上初記録ずくめの暑い夏 幹夫
- 八十路歳動かんにゃあとボランティア 勝幸
- 時代に流され自分を生きる事忘れ 茂子
- 蛍狩りそれが初恋とは知らず 康男
- 夏王者スイカ畑が楽しみで 聖子
2022年6月の ”チョット一句”
- 足腰が退化せぬよう一二三 敬三
- パソコンの窓から世界覗き見る 敏子
- 気の早い梅雨明け待ってサングラス 康男
- 梅雨空を押し上げツバメ宙返り サカヱ
- ブドウ棚蔓切り花摘み忙しい 聖子
- 歩道には点字ブロックもっといるよ 進
- ひと通り食べて喋ってバイキング 幹夫
- 八十路来て尚続く道生きる道 茂子
- 感謝して日々成長の八十路坂 勝幸
- 住み慣れた家でくつろぐ午後のお茶 不二子
2022年5月の ”チョット一句”
- 豆台風うちで中二が荒れている 不二子
- 大家族に嫁ぎ今は独身の身 登志枝
- 核戦争起これば世界なくなるね 茂子
- 初夏の陽に顔赤らめてサクランボ 聖子
- 嘆くより気持ちを変えて生きて行く 勝幸
- 相性が最悪ロシアウクライナ 幹夫
- 葉桜へ未練が残る老年の数 康男
- 誰からも見上げてもらう藤の花 サカヱ
- 相談で中身を決めるのし袋 敏子
- 満開の砲台跡の徳山桜 敬三
- 増やしてよ障害者の駐車場 進
お問い合わせ
Tel 0834-62-5283 (原田)