富田番茶川柳会
毎月第一木曜、午前9時30分から 学び・交流プラザで句会を開いています。
句会の見学大歓迎!お気軽にお電話ください。
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Tel 0834-62-5283 (原田)
2022年12月の ”チョット一句”
- 秋の日に小菊みごとに黄に染まる 聖子
- 錦秋の衣脱ぎ捨て冬支度 サカヱ
- 八十路には八十路に合った役がある 幹夫
- 値上がりで夕食の品一つ減り 勝幸
- 番茶会よき師に恵まれ今がある 康男
- 父母の恩報いも出来ず今偲ぶ 茂子
- 手に取って見たが定価を見て戻す 不二子
- 過去形の苦労話に付く尾ヒレ 敏子
- 文句より感謝伝えて暮らす家 登志枝
- マークない車止めないルールですよ 進
- 回天の島に平和な風が吹く 敬三
2022年11月の ”チョット一句”
- 木犀の香に誘われて廻り道 聖子
- 朗報が聞けず一から再挑戦 登志枝
- 登山者の安否気遣う山の番 不二子
- 丹精した小菊咲くふと笑み溢れる 茂子
- 紅葉狩りのんたのんたで顔を染め 康男
- この年でいまだ我を捨て切れぬとは 敬三
- グレーチング気を付けようよ杖ささる 進
- 青き空私の心は吸い込まれ サカヱ
- お迎えはまだ早いよと追い返す 幹夫
- 冬迎えSDGsで古着出す 勝幸
2022年10月の ”チョット一句”
- ワクチンを終えてもコロナまだ怖い 敏子
- 棚田には赤のじゅうたん曼殊沙華 敬三
- 車いす段ある医院いけないよ 進
- 背伸びして盆栽秋の色を染め 康男
- 平凡に生きて幸せ共白髪 幹夫
- 親と子の仲まで遠くなるコロナ 不二子
- 値上げの秋モヤシ嵩増し主婦の知恵 登志枝
2022年9月の ”チョット一句”
- 老いてなお宝に出会う運の良さ 敬三
- 我が愚痴を鏡に向かい怒鳴り出す 勝幸
- 毎朝のラジオ体操気も伸びる 幹夫
- 世界平和道遠くとも語り継ぐ 登志枝
- 賽銭の割には多い願い事 不二子
- 欲しいです障碍者のためのレジが 進
- 三回忌パッと集まりパッと散る サカヱ
- 一日の元気支えるお味噌汁 敏子
- 夏祭りラストを飾る上げ花火 聖子
- 干ばつの危害に揺れている地球 康男
- 秋風が吹いて心がホッとする 茂子
2022年8月の ”チョット一句”
- 豆台風うちで中二が荒れている 不二子
- お盆来て赤いほおずき仏間に飾る 聖子
- アフガンの哲っちゃんの夢もう一度 敬三
- 月世界夢見てジョッキビアガーデン 康男
- 若い日の面影探すクラス会 敏子
- 打ち水に涼しさ誘うあさがおが サカヱ
- 車椅子通るスペース確保して 進
- 健康長寿願い神社をはしごする 幹夫
- 打ち水がジュワッと音立て乾いてく 登志枝
- 久し振り曽孫に会えたうれしい日 茂子
2022年7月の ”チョット一句”
- 雨風に負けず働く親ツバメ サカヱ
- 夏期講習頑張り時の受験生 敬三
- 幸運は陽気な人に寄ってくる 敏子
- 雨の時点字ブロック滑るんよ 進
- 着て脱いでやっぱり止そう試着室 不二子
- しわ深い手いつか我も行く道と 登志枝
- 史上初記録ずくめの暑い夏 幹夫
- 八十路歳動かんにゃあとボランティア 勝幸
- 時代に流され自分を生きる事忘れ 茂子
- 蛍狩りそれが初恋とは知らず 康男
- 夏王者スイカ畑が楽しみで 聖子
2022年6月の ”チョット一句”
- 足腰が退化せぬよう一二三 敬三
- パソコンの窓から世界覗き見る 敏子
- 気の早い梅雨明け待ってサングラス 康男
- 梅雨空を押し上げツバメ宙返り サカヱ
- ブドウ棚蔓切り花摘み忙しい 聖子
- 歩道には点字ブロックもっといるよ 進
- ひと通り食べて喋ってバイキング 幹夫
- 八十路来て尚続く道生きる道 茂子
- 感謝して日々成長の八十路坂 勝幸
- 住み慣れた家でくつろぐ午後のお茶 不二子
2022年5月の ”チョット一句”
- 豆台風うちで中二が荒れている 不二子
- 大家族に嫁ぎ今は独身の身 登志枝
- 核戦争起これば世界なくなるね 茂子
- 初夏の陽に顔赤らめてサクランボ 聖子
- 嘆くより気持ちを変えて生きて行く 勝幸
- 相性が最悪ロシアウクライナ 幹夫
- 葉桜へ未練が残る老年の数 康男
- 誰からも見上げてもらう藤の花 サカヱ
- 相談で中身を決めるのし袋 敏子
- 満開の砲台跡の徳山桜 敬三
- 増やしてよ障害者の駐車場 進