富田番茶川柳会
毎月第一木曜、午前9時30分から 学び・交流プラザで句会を開いています。
句会の見学大歓迎!お気軽にお電話ください。
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Tel 0834-62-5283 (原田)
2023年12月の ”チョット一句”
- 行く秋に妻と縁側茶飲む夢 勝幸
- 球根を植え込み春を予約する 敏子
- 楽しみがあると八十路も越えられる 優笑
- 紛争と戦火に歪む世界地図 幹夫
- ざくざくの言葉にめまい新子の句 恵子
- 孫よりもババがウキウキ発表日 登志枝
- 番茶会今日は化粧も明るめに 聖子
- 陽の当たる場所が恋しい年齢となり 康男
- 日本人継続しよう割りバシも 進
- 立ち止まりふっと手合わす野の仏 敬三
- 誕生日祝ってくれる孫うれし 茂子
- お四国を廻り見事な朱印帳 不二子
2023年11月の ”チョット一句”
- 難しい課題に脳が悲鳴上げ 登志枝
- 秋風に野菜作りを励まされ
- あいまいな笑顔でピンチ切り抜ける 敏子
- 地球上花の咲かない場所はない 敬三
- 車椅子駐車場なく空きを待つ 進
- 療養の句友にエール送ります 恵子
- 紅葉狩り徳利酒から出る本音 康男
- 世界平和首脳会議に期待する 幹夫
- 百歳人八十路を笑うまだ若造 優笑
- 秋刀魚焼く匂い家路を猛ダッシュ 勝幸
- 高齢で大脳徐々に衰える 不二子
- 秋茜 明日も晴れると鎌を研ぐ 聖子
2023年10月の ”チョット一句”
- 秋の空模様眺めの赤とんぼ 聖子
- 許せたらきっと地球に平和来る 登志枝
- 賽銭の割には多い願い事 不二子
- マークない車の駐車罪ですよ 進
- つゆ草と彼岸花もう秋の色 敬三
- 捕まえた蝉で男子の大天狗 恵子
- 野菜の世話頑張る夫に大感謝 茂子
- うさぎさんに切られ可愛くなるりんご 敏子
- 食べられる量は無視したバイキング 幹夫
- 夏バテに氷枕の誕生日 康男
- 看護師が笑顔で注射痛いでしょう 優笑
- 嫌な事心を変えて吹き飛ばす 勝幸
2023年9月の ”チョット一句”
- 夫卒寿律儀に生きて前を向く 茂子
- 笑い合う柳友いるから句は楽し 優笑
- 元気さは気合と笑顔の心がけ 勝幸
- いつまでも赤色続く日本地図 登志枝
- 徳のある国を目指せと古人言う 敬三
- 夏祭り終わりを告げる上げ花火 聖子
- 笑い声あたりの空気丸くする 敏子
- 不老には毎日入るお風呂かな 進
- 頑張れが目印安いワイン飲む 康男
- 惚れるがなひと言は武士「負けました」 恵子
- 矢も楯もたまらず急ぐ産気づく 不二子
- 食欲も細る真夏日続く秋 幹夫
2023年8月の ”チョット一句”
- 忘却の彼方記憶が迷ってる 茂子
- 夏野菜畠一ぱい「うり」「トマト」 聖子
- 大谷さん君しか見えない大リーグ 恵子
- 爪切りも医療費だと高額に 進
- 洗われた空気がうまい雨上がり 敏子
- 羽根揺する蝉見続ける夏休み 登志枝
- 今一歩近付いた夏甲子園 敬三
- 無駄と知りジャンボ買っては笑う夢 優笑
- 賽銭の割には多い願い事 不二子
- 八十路坂頭痛腹痛関節痛 幹夫
- 猛暑日も嘆かず元気庭の草 勝幸
- 夏山へ穴を叩いて登山靴 康男
2023年7月の ”チョット一句”
- 荒波もガッチリ止める夫婦岩 勝幸
- 太陽光夏場は風呂が煮えている 不二子
- 記憶力めっきり落ちて脳軽い 茂子
- クマが出たウォークにいる鈴と夫 恵子
- 人情に絆され番茶の船を漕ぐ 康男
- 良寛の質素な部屋を照らす月 敬三
- 生活を支える妻の細い腕 幹夫
- バリアフリー用具高いのバリアだよ 進
- 百均の輪ゴムはすぐにくたびれる 敏子
- 出会う度眼も笑ってる友がいる 優笑
- 登下校見守り隊にジジ急ぐ 聖子
2023年6月の ”チョット一句”
- 話し合う広い心が世界を守る 聖子
- 毒ガスのうさぎ住みつく大久野島 敬三
- テレビ見てまた泣いている笑う妻 優笑
- コロナ明け山ごもりクマ人恋し 勝幸
- 見守られ見守り隊を卒業して 進
- 礼服を着ると言葉も改まり 不二子
- カーテンを開けると今日が動き出す 敏子
- 共白髪やっぱり妻が居て安堵 康男
- 検問を感知スピードを緩める 幹夫
- 手続きに判子探しにひと苦労 登志枝
- あじさい咲く青い花びら雨光る 茂子
- 爺五人連れてウォーク老王女 恵子
2023年5月の ”チョット一句”
- 墓参り妻といつまで来れるかな 進
- 太陽がいっぱい妻の笑顔から 康男
- 千秋楽で見事逆転大相撲 不二子
- たまご掛け二卵で笑う朝ご飯 優笑
- G7核はダメだと決めてくれ 敬三
- ズッシリと重くなったネ孫を抱く 登志枝
- 明け方の天気気になる洗濯機 幹夫
- バラが咲き牡丹も二輪大輪で 聖子
- 五月晴れマスク外して深呼吸 勝幸
- ささやかな幸せうれし老いの日々 茂子
2023年4月の ”チョット一句”
- 八十路坂顔より先に膝笑う 優笑
- コロナ禍後口紅引く手震えてる 登志枝
- 我が夫のお土産花粉ハックション 進
- 鍬休め野良で一服花見酒 康男
- 青春の歴史を刻む甲子園 幹夫
- さくらんぼ花は見事に白く咲く 聖子
- 満開に静かな笑みの地蔵様 勝幸
- クマンバチ桜の園でメス探し 敬三
- 義理ひとつ果たして軽くなった肩 不二子
- 墓参り亡母の笑顔が舞っている 茂子
2023年3月の ”チョット一句”
- 春来ればきっといいことあると信じ 登志枝
- 春めきて赤白梅花咲き競う 聖子
- 花粉の中ゴーグルかけてウォーキング 勝幸
- 雑草のおしゃれ可憐な花をつけ 幹夫
- 読み終えて返した棚に同じ本 進
- 仲直り今日はぐっすり眠れそう 敏子
- 物価高赤字退治に知恵しぼる 茂子
- 薬より笑いが僕の処方箋 優笑
- 迷いから抜け出せそうな法話聞く 不二子
- 山の香の木曽路で食べる五平もち 敬三
- この人生たった十七文字で咲き 康男
2023年2月の ”チョット一句”
- 蕗の薹大寒波来て思案顔 聖子
- 満開を夢みて春を待つ桜 敏子
- 千秋楽で見事逆転大相撲 不二子
- 宝くじ一字忘れて空くじや 進
- 愛犬を見ているだけで癒される 茂子
- 半分こ目玉焼きの朝ご飯 登志枝
- ひと筋の涙が沁みたお詫び状 幹夫
- ドカ雪に度肝を抜かれ物忘れ 康男
- うれしさに涙こらえて電話置く 敬三
- 立春に新たな心で開花待つ 勝幸
- 川柳会復帰し嬉しい人の縁 優笑
2023年1月の ”チョット一句”
- 家族とは許し許され日を送る 聖子
- 免許返納家族の顔に安堵感 幹夫
- 外出の許可権までも妻が持ち 進
- 過ちを許してあげる広い胸 不二子
- 許したらすっきりとする胸の内 茂子
- 雪の 寝坊許さぬ孫の声 敬三
- 許せたらきっと地球の平和くる 登志枝
- 人知れぬ所で許す愛もある 康男